一日一包8/10

レジデンス生活も三分の二が過ぎました。

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やっぱり、バルセロナの街の空気は刺激的。
そして、自由を感じます。

地下鉄の通路や、電車の中には
流しのミュージシャンがよく見受けられます。
なかなか写真撮れないですけど
(財布を出すと、スリに狙われそうで)。

みんな、それぞれの人生を思い切り楽しんでいる感じですね。
経済的には厳しくても。
そして、時はゆったりと流れています。
こっちの人達は食事にも時間をかけるようです。
昼食などは二時間とか。
夜遅くまで公園で騒いでいたりしますし。
そして、午後2時から5時はお休み。

ただ、物乞い的な人も多いのが現実です。
そうした人達が日本のホームレスと違うのは、
服装が割りときちんとしているところです。
僕が思うに、あ、お金が無い、物乞いしよう。
みたいな感覚なのでしょうか。
普通の服装をしている人が、空き缶や帽子を手に持って
お金を求めていたりもします。

そうした部分にも、ある種の自由さは感じます。
それが良いのか、悪いのかは分かりませんが。
というか、良い悪いではなく、それも含めての
生活、習慣、価値観等々なのでしょうね。

日本人の僕としては、そうした部分にも刺激を受けますし、
戸惑うこともあります。
レジデンス仲間のアーティスト達も、
同じように感じているようです。


ここ数日のことをまとめてupします(笑)。

僕が今滞在しているのは、
バルセロナの中のグラシア地区というところです。
今月、その地区でお祭りがあるようです。

そのリハーサルを見に行きました。
このように、人間ピラミッド?タワー?を作るようです。
いちばん上はすごい高さ!
しかも小さい子供がするする登っていきます!

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僕もほんのちょっとだけ参加させてもらいました。
が、どうしていいか分からず、おどおど。
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なかなか熱かった(暑かった)です(笑)。

「Castellers de la Vila de Gràcia」
という名前らしいです。
直訳すると「グラシアの町の塔」。
このグラシア地区、昔は村だったみたいです。
それがバルセロナ市が大きくなるにつれ、
市に併合されたとか。

祭りというのはその地域の特性が良く表れますね。
本番が楽しみです。

Castellers de la Vila de Gràcia
http://www.cvg.cat/


あと、「Font Màgica(マジック噴水)」。
その名の通り。
音楽と照明、そして噴水を使ったイベント。
毎週末、モンジュイックの丘の大きな噴水で行われているようです。
夜9時から、30分単位で11時まで。
迫力満点。
見物客も大勢いましたね。
各々、自由に楽しんでいました。

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悔いなく楽しみ、悔いなく制作、
をモットーに。

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