映画「ハーブ&ドロシー」を観てきました。

ある方にチケットをいただいたので、
「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」
という映画を観てきました。

渋谷の、イメージフォーラムという映画館。

実は、僕は映画館が苦手。
特にすごく混んでいる場合は、
息がつまって逃げたくなるくらい。

でも、この映画は観たかったし。
そんなに混んでなかったので良かった。
初めて行った映画館だったけど、
良い雰囲気だった。

内容は、ハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻が
少ない収入で質素な生活をしながら、美術品の収集に
情熱を燃やす、というドキュメンタリー。

二人の収集に対する情熱。
やりたいことをやる、ということに関して
芸術家以上なんじゃないか?
とまで思って、感動しました。

美術品に対する愛情、というか
手に入れた作品を大切にしようという点では
制作者自身よりも気遣いをしているなあ、と。

作家って、意外と自分の作品を
乱暴に扱ったりしちゃうもんです。
いや、乱暴、っていうか
自分の作品の価値ってなかなか客観的に見れない。

という気がしますけどね。

まあ、情熱を保ち続けること。
これも難しいですよね。
きっと、ハーブとドロシーもいろいろ悔しい思いもしてると思う。
そういう描写は無かったけど。
あー、若干、あったかな?w
でも、想像以上に他の画商なんかに
嫌味とか言われたんだろうなあ。

それでも、自分たちの道を貫いてきた。
それが素晴らしい。
そういう点で、非常に励まされた映画でした。

僕もいろんなことに負けないで頑張ろう。


美術やっている方には特におススメの映画です。
そんなに長い作品じゃないしね。

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人 公式サイト
http://www.herbanddorothy.com/jp/

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